扁桃炎をビタミンCサプリメントで乗り切ることが出来るか

喉の奥には左右にリンパ組織があつまった口蓋扁桃とよばれる組織が分布しています。
幼少期には免疫機能を司る上ではそれなりの機能になっていますが、成人以降の年齢では特段の機能を担っているわけでもなくサイズも小さくなっていきます。
しかし口腔には外気からの異物を遮断する鼻毛などが一切存在しないので大気中に含まれるウイルスや細菌が口蓋扁桃にダイレクトに取り付いてしまう傾向があります。
そのため年齢をとわず扁桃炎を発症しやすいわけです。

口蓋扁桃には人体への病原性を持たない常在菌が存在しているので、病原性微生物の増殖を防いでいます。
ところが季節の変わり目や疲労などが蓄積や睡眠不足などが慢性化していると、免疫力が低下し常在菌のバランスが崩れることで、本来は問題にならないはずのウイルスや細菌などの病原性を持った微生物の繁殖を許すことになります。
その影響で口蓋扁桃腺に炎症が生じ、扁桃炎を発症することになる訳です。

扁桃炎を発症すると主な症状には、喉のいたみの他に悪寒や38度以上の高熱などが見られることが多く、時には全身の筋肉や関節のいたみなどを伴うことがあります。
喉のいたみの症状が強いときにはモノを飲み込むのが難しくなったり(嚥下困難)嚥下時に耳の周りにいたみが放散することもあります。

口蓋扁桃は口を開ければ容易に状態を確認できるので、診断は簡単に行えます。
口蓋扁桃が分布している喉の奥では赤くはれていたり、白色から黄色の膿が染み出ている状況が確認されることも珍しくありません。
医師の診察を受けると肉眼での確認のほかに原因菌を特定するため喉の奥から検体を採取したり、炎症の程度を調べる為に血液検査を行う場合もあります。

扁桃炎の治療は原因菌に応じて最適の抗生物質を選択して投与したり、痛みが強いときには消炎鎮痛剤を併用することもあります。
膿が大量に貯留し腫れも酷い場合には、直接切開を加えて膿を除去することもあるようです。

ビタミンCに期待される作用とは

扁桃炎の治療法は確立されたものがありますが、家庭でも実践できるケアもあります。
ちょっとした気遣いや注意点を守ることで、辛い扁桃炎の症状をより早く緩和することがかないます。
家庭では安静を守り入浴を避けて身体を冷やさないことが大切です。
食事は刺激が少ないもので口どおりのよいものをとるように心がけて下さい。
いたみがひどいときには水分だけでも十分にとることが必須です。

ところで扁桃炎の症状を速やかに緩和し、出来るだけ速い治癒を目指すためには免疫力を挙げることがポイントです。
ビタミンCには免疫力を回復させる作用があり、水溶性ビタミンのため大量にとっても、余計なものは尿に混じって体外に排出されます。
効率的にビタミンCを摂取するにはサプリメントがお勧めです。
生鮮食品に豊富に含まれるビタミンCは熱に弱く調理の過程で分解されてしまう可能性があります。
この点、サプリメントなら水で服用するだけなので熱による分解の心配もありません。

抗生物質や消炎鎮痛剤とビタミンCを配合したサプリメントを服用することにも問題は無いので、扁桃炎による腫れをよりスピーディーに落ち着いた状態まで回復させることにもつながります。
またビタミンCは免疫力を維持するために発熱を伴う感染性の消耗疾患に罹患したときには、大量のビタミンCを消費することになります。
しかも人間の体内でビタミンCを合成することができないので、食事から摂取するほかありませんが、扁桃炎では強い疼痛のために嚥下困難になることがしばしばあるのはさきほど御紹介したとおりです。
従って扁桃炎の症状の速やかに落ち着いた状況に回復するためには、サプリメントでビタミンCを効率的に摂取する必要性が高い訳です。